エセリッチ大家の瑣末な日常
「日本人なら米食えよ」
ツボにはまるフレーズです。
エセリッチ大家のコダテ妻です。
Tシャツの中からドナルド(正式にはロナウドらしい)が日本人に向けて進言されてますが、すみません。買っちゃいました。
金のない貧乏大家が震える手で財布から1,000円を出し、購入した贅沢品。
それがこちら。
巷では随分前から起こっている「高級食パンブーム」。
それを今になって買うとか、どんだけ遅れてるんや?と思われたと思いますがここの田舎はこんなもんです。都会のブームが半周から一周おくれでやってきます。遅れても来るだけましで、来ないことの方が多いです。(田舎すぎて出店不可)
そして気になるお値段が、1斤でなんと432円✨
お高い!!
さすがに食パンの耳だけを食べるほどの節約生活はしてませんが、コダテ家が普段購入するのはスーパーのパンコーナーを彩っている「フジパン本仕込」や「パスコの超熟」などの1斤178円(税別)程度の品々、下手したら半額コーナーへ放り込まれている食パンをGetすることもたびたび、と相場は決まっているのに、なんだこの高さは!
同じ食パンという部類なのに値段が倍以上。
我が家の家計を馬鹿にされた感が否めません。
そんなコダテ家が先日出かけた先で目にした「乃が美」さんの看板。
いくら貧乏でもお店の名前は聞きかじってます。
「高級」という言葉だけでも貧乏マインドが反応するのに「生食パン」ってどんなんや!?
夫婦で協議をした結果、日々田舎生活のストレスに蝕まれているコダテ妻に 半ば気圧される形で「この食パンの購入を拒否ったら、コダテ妻はもうリフォームを手伝ってくれないかも」という強迫観念から、引きつり笑顔で購入に同意したコダテ夫。
そして初めて乃が美さんの店内へ侵入するコダテ妻。
なんと美しい店内でしょう。
先日内覧した雨漏れボロ家の記憶など吹き飛ばしてくれます。
ああ、世間の真のリッチピープルはこんな美しい景色を常日頃見ているのか。
震える手で1,000円を差し出しお釣りと生食パンをいただきました。
そして実食。
なんじゃこりゃあ~~!(太陽にほえろ)
美味しいわ😂
美味しいに決まってます💦
これだけ店舗も増やして流行るのも納得ですね。
そんなコダテ妻は今回の買い物で昔に読んだこちらの本を思い出しました。
この本の表紙の左上にブリのイラストがありますね。
そこに書かれている文章が今でもコダテ妻のハートを鷲掴みにしてます。
「スーパーで天然ブリが迷わず買える」
本の中身もさることながら、この秀逸なキャッチフレーズが脳裏に焼き付いて離れません。
高級食パンを食べながら、我が家も少しはその現状に近づけてるのかも?😁 などとパンを買ったくらいで思うところがまさにエセリッチなのですが、久しぶりの高級品に心も舌も癒されたコダテ家でした。