サラリーマン+不動産投資で年収1,000万円の世界をみる
働けど働けど、田舎リーマンの給与だけでは年収1,000万円は無理な世界。
エセリッチ大家のコダテ妻です。
田舎でもダブルインカムだと、年収1,000万円に到達する家庭はあるとおもいます。
もちろん田舎にも医者はおりますのでその家庭は当然ですが、
旦那さんが田舎リーマン、嫁さんが看護婦。
田舎で女性が活躍できるのは看護婦か美容師くらいですから、この組み合わせはコダテ夫婦の周りにもよくある組み合わせです。
あともうひとつ、田舎アルアルですが
夫婦そろって教師。
これ、最強ですよね。
今日は気になる年収について考えてみました。
年収1,000万円の世界
年収1,000万円というと、弁護士、医者、大企業の超エリートサラリーマンなど 超凡人のコダテ妻からみたら血反吐を吐くほどの努力をした上で手に入る年収、というイメージがあります。
ではどれぐらいの人が年収1,000万円クラスなのかというと、民間給与実態調査によると、その割合は給与所得者全体のわずか4%ほどという結果が出てます。
日本人サラリーマンの平均給与が420万円ほどなのですから、その割合にも納得です。
そこで自身を顧みたとき、田舎のサラリーマンが年収1,000万に辿り着くなんて、そもそも無理があるということに気づきます。
まず田舎には大農家はあっても、大企業が無い。
田舎でもそこそこ大きな会社の社長であれば、年収1000万円は見える景色かもしれませんが、コダテ妻の勤務先のトップでも年収900万ほどと聞きます。
サラリーマンが不動産投資で年収1,000万円を目指すには
- サラリーマンという身分を最大限に活用しましょう。
労働者としての地位を持つサラリーマンの給与は強い法律的な保護を与えられていますし、有給休暇を取得できるという権利も認められています。
「これだけ働いて、この給料か…」
「はぁ・・・また会社でアイツの顔を見ないといけないのか…」
通帳に振り込まれる薄給を眺めては文句ばかり出てきますが、家にいると自分が払わなければならない勤務時間中の光熱費や水道代、もっと細かく言えばトイレットペーパー代(笑)。そして年金や健康保険を会社が半分負担してくれてるということだけでも、サラリーマン身分を利用する価値があると割り切ります。
そしてサラリーマンの武器である有給休暇も活用します。いい物件を見つけたら善は急げと不動産会社とアポをとって平日だろうがなんだろうが、有給を取ってでも見に行きます。良い物件であればあるほど早い者勝ちになりますし、それが仮に思っていたほど良い物件でなかったとしても、見に行くことによって業者さんとの出会いにもなりますし物件を見ること自体、勉強になります。
コダテ家も有給休暇は使い倒してます。有給を取って、自身の不動産投資にかけている時間でさえも減給されることなく給料が支払われるのだから、サラリーマンとは有り難き身分だなと改めて痛感します。
- サラリーマンという安定性から得られる融資を最大限活用しましょう。
不動産投資の融資をひくには 職種や勤務先、勤続年数、年収などの属性が審査されます。職種でいうと医者や公務員、弁護士や税理士などの士業の評価が高くなりますが、額の多少はあれど、毎月一定の給料が出ることがほぼ確約されているのがサラリーマンです。金融機関側も融資を出しやすい雇用形態なので、不動産投資のスタートは切りやすいといえるでしょう。
- 家賃は生活費に使わず、サラリーマン給与で生活しましょう
晴れて大家となっても家賃収入がすべて自由に使えるわけではありません。
一般的な金融商品と比較しても安定的なリターンを得られることが魅力な不動産投資ですが、家賃=儲かった=贅沢できる、の図式では危険です。
毎月のキャッシュフローはわずかであっても、時間がたてば膨らんでいきます。
辛抱強く待って、十分膨らんだキャッシュフローを次なる投資へと使います。
始めは手のひらサイズの雪玉が、ゴロゴロ転がしていくうちに大きな雪だるまになっていく、まさにそのイメージが不動産投資だと考えています。
出世に悩まなくても年収1,000万円に到達できる
サラリーマンが給与だけで年収1,000万円を手にするためにはどうすればよいでしょう。
それは「出世」しかありません。
しかもその出世はエリートサラリーマン同士で繰り広げられる競争になるのですからかなり苛烈なものになるでしょう。しかも無事出世レースに勝利しても、それで終わりではありません。管理職としての責任は重くなり、部下の教育にも責任を負うことになります。
そうした苦労を重ねて手にした年収1,000万円であっても、日本人の平均給与420万円+家賃収入580万円があれば簡単に並ばれてしまいます。
出世で味わうストレスもなく、土日祝は休め、有給休暇をフル消化しつつ不動産投資をする、これが実現できるのがサラリーマンの強みといえるのではないでしょうか。
もちろん年間580万円もの家賃収入を得るのは簡単な話ではありません。
ですが、適正な融資を受けて物件を手にし、そこから産まれるキャッシュフローを膨らまし、また次の物件へ投下する。
この繰り返しが上手くいけば、コダテ家のような田舎リーマンであっても実現できる金額なのです。
最後に
本当は脱サラしたくて仕方ない毎日ですが、仮に家賃収入だけで年収1,000万円になっても今のコダテ家の家族構成ではサラリーマンをリタイアするのは難しいです。
それはサラリーマンが年収1,000万円になっても手取りにしたら750万円ほどになるのと同様に、不動産収入も額面と手取りの乖離が大きいからです。
返済比率が30%切っているとはいえ残債もまだまだありますし、退去による空室も想定しなければなりません。
早く家賃収入だけでパリピなヒャッハー生活を送ってみたいと思いますが、まだまだ時間がかかりそうです。
でも「不動産収入がある」という安心感は、嫌々ながらもサラリーマン生活を送る上でかなりの心の支えになっています。