ひみつの大家さん
内緒だよと言って人に話した事はその時点で内緒でなくなります。
エセリッチ大家のコダテ妻です。
株やFX、太陽光発電、不動産投資などなど
世の中、色んな投資方法でお金を増やしておられる投資家さんがいらっしゃいますが
コダテ妻はいつも思うのです。
投資家の皆さんって、ご自身が投資をしていることを近しい友人や親兄弟などにお話されてるのかな、と。
投資に興味がない、あるいは投資の失敗が怖いので断然貯金派 など色んな考えの人がいるなかで、とくに日本人はお金の話を人前ですることは恥ずべき事といった概念が根強いですから「お金儲けをしている」といった内容は人に話しずらいですよね。
では、投資をしていることは「ひみつ」にした方が良いのでしょうか。
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投資していることを知人に話すメリット
- 上手くいっていることを口に出して話すことによって、自己満足感が倍になる。
- 失敗したとき愚痴を聞いてもらえて、心が救われる。
- 話したことによって共通点が見つかったり、相談しあえたりする新たな側面での関係ができ、良きメンターになってくれることもある。
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投資していることを知人に話すデメリット
- 単純に妬まれる。
- 金を持ってるやつだと見なされ、たかられたりおごらされる。
- お金に執着してみっともない。投資なんて危険だ。などと面倒なディベートに発展する。
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結果
コダテ家としては 今後何かが起こって変わるかもしれませんが今の時点ではデメリットしかない、という考えです。
サラリーマン夫婦の我が家が不動産賃貸業をしていることは、基本 家族にしか話してません。
コダテ妻に至っては実の兄弟姉妹にも話してません。
まして近しい友人に話すなどという考えは毛頭なく、
まさに ひみつの大家さん です。
ただコダテ家の個人の確定申告はまだ赤字なので、会社の給与担当者は住民税決定通知書の「主たる給与以外の合算」欄で「不動産」にレ点が付いているのをみて、「ん?」と思っているかもしれませんが。
仮に「私、大家してます」と友人に話したら、実は相手はもっとすごい投資をしているとわかり、お互いカミングアウトできて更なる絆が築けるかもしれません。でもその可能性にかけるにはデメリットの方が多いと思ってしまうからです。
大家業は孤独な商売だという観点から、各地で「大家さんの会」などがありますが、そういった集まりの場だとメリットも多くあると思います。
色んな先輩大家さんのアドバイスを聞けたり、大家同士でなければわからないことや、普段周囲に相談できないようなことも話せますからね。
ただ、そのような中でも新米大家をカモにするベテラン大家もいるようなので、人を見極める目は必要です。
「絶対に言わないでね」と言って聞かされたことは とりわけ人に話したくなります。
ひみつを守るのって難しいですね。
これは「カリギュラ効果」とも呼ばれ、禁止されるとしたくなる人間の心理現象
です。
有名なところでは「絶対開けないでね」と言ったのに開けてしまう「鶴の恩返し」や「浦島太郎」の物語があり、最近ではこのカリギュラ効果を利用して、「絶対にやるなよ!」とあえて逆の呼びかけをした「モンスターストライク」のCMがありますね。
世の中「知らない方が幸せ」ということもありますから、コダテ家の珍道中な大家業は引き続きこのブログの中だけでさらけ出していくことになりそうです。