【比較】不動産投資にみる まちのネズミといなかのネズミ
住めば都という ことわざ。
住まば都という という言葉もありますが、
私は後者の思想です。
エセリッチ大家のコダテ妻です。
町と田舎の比較を描いたこちらのイソップ童話。コダテ妻も息子たちが幼少の頃読んであげた絵本のひとつです。
大阪で育ち、現在は田舎暮らしという、両方の地を経験しているコダテ妻からしてみれば、合点もいくけど納得できない点もあるストーリーですが、大人になって読んでも楽しめるので、未読の方は是非いちど。
厳密にいうと都会と田舎の分かれ目って何なんでしょうね。
判断基準について書かれた面白い記事を見つけました。
あなたの地元は田舎?都会?「この中の5つが近所にあれば田舎」が絶妙に的確で笑える | 笑うメディア クレイジー
残念ながらコダテ家の住む地域はこの5つすらコンプしていないので、超ド級なのでしょう(笑)
都会の定義もこれといってしっかりしたものはないようで、やはり個人の感覚によるのだと思いますが、コダテ妻的には
- 公共交通機関が発達している
が一番シンプルな基準になってます。
では不動産投資はどんな違いがあるでしょう。あくまでもコダテ妻目線です。
都会で投資するメリット
1.資産性が高い
これは明快ですね。全国の地価地価ランキングの上位に出てくるような場所に畳一枚分でも土地を所有できたら、もう「似非リッチ」なんて言わずに済みます。
2.高い家賃が期待できる
コダテ家はいつも思います。
ある朝目が覚めると うちの一軒家が突然梅田の駅前とは言いませんが、大阪市内の住宅街に移動してないかなと(笑)
倍とまではいかなくても、もっと家賃をもらえるでしょうに。
都会で投資するデメリット
1.物件が高い
価値あるものにはそれなりの対価が付いてきますから、当たり前のように物件価格が高くなります。
2.税金が高い
コダテ家の物件1号の区分マンションたった一つで田舎県の築古2軒分以上の固定資産税になってますから、やはり価値あるものには税金もついてきますね。
田舎で投資するメリット
1.物件が安い
これにつきます。
コダテ家も大阪府下で車庫付き一軒家が欲しかったけど、買えたのは再建築も怪しいボロ長屋のみ。
2.物件が安いゆえに高めの利回りを得ることができる
そもそも高い家賃が取りにくいので リフォームにかかる費用はよく値踏みして購入しなければ意味をなしませんが、工夫次第で「為せば成る。」と実践大家は思います。
田舎で投資するデメリット
1.資産性が低い
固定資産税にもあらわれますが、資産性は低くなります。
もしコダテ家が所有している物件を担保にして借金をしたいと思っても
いったい銀行さんはいくら貸してくれるでしょう。
十把一絡げに考えても心もとないです。
2.人口の減少
コダテ家の住まう地域も年々着々と人口流出してますので、とてもじゃないですが明るい未来を期待できません。
所有物件のあるエリアはこちらに比べるとマシですが、それでも昔と比べると減ってきてます。
いまはまだ何とか客付けしていただいてますが、コダテ家の息子たちの代になったらこの田舎県、大丈夫かしら?と案じてしまいます。
結論
会社からの給与が高い人だと、節税効果も期待できますから都会の物件は魅力ですよね。なんといっても便利ですし、ゆくゆくはセルフユーズも考えられますし。
でもコダテ家は資金が少ないので、都会の物件にはこれ以上手が出ません。
かといって いくら利回りが高くても、普通の感覚では田舎のゴキブリだらけのボロ戸建なんて買いたくもないし自分で修繕なんてしたくもないでしょう。
両者とも一長一短がありますが、どっちが正解なんて無いですが
自分がどちらに向いているか、そして結果、自分が望む結果に結びつく、満足な投資をできることが一番大事なんだろうなぁと思います。