エセリッチ大家の戸建投資

副業時代到来?!サラリーマン夫とパート主婦が法人も立ち上げ不動産投資に奮闘している記録です

【我武者羅】脱サラを切望するサラリーマン大家が行った築古再生

コダテ家の形容には「我武者羅」という暴走族風四字熟語がぴったりです。

エセリッチ大家のコダテ妻です。

 

我武者羅とは一つの目的に向かって夢中で取り組むさま。 後先を考える前に目的へと突き進もうとするさま。

出典 実用日本語表現辞典 - Weblio 辞書・百科事典

 

 不動産投資で経済的自由を手にし、サラリーマン生活から脱却してやる!と心に決めた時からコダテ夫の背中には「我武者羅」という言葉が浮き出ています。

TATOOに寛容な国に生きていれば間違いなく彫ってしまいそうな勢いです。

この「後先考える前に突き進む」というフレーズが、まさに熟考無しで突っ走ってしまうコダテ家の不動産投資そのもの。

そんな調子なので、何の知識もなく株主優待ほしさに勢いだけで買った株も塩漬け状態を更新中。買った瞬間から下がるという不思議。あれ、なんなんでしょうね?😭

 

そんなコダテ夫改め、我武者羅夫(天麩羅みたい)を指揮官に、資金の無いコダテ家が行ったDIYで最もひどかった(二度としたくない)死闘を回顧&懐古してみようと思います。

もはやDIYというほのぼのした雰囲気など微塵もなく、完全に素人作業枠を超えており、息子たち(当時中学生と小学生)はもちろん、同居の義父母も、古希だというのにコキ使いまくり(ダジャレ?)国民皆保険ならぬ、コダテ家皆奴隷で挑みました。

 

 まずこの死闘の舞台になったのが10号物件。

 

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怪奇!2階洋室に謎の泉が出現!

外壁塗装の力、侮るなかれ

購入して数日後に、物件GETをお祝いしてくれるかのように台風が襲来。

大して大きな台風でもなかったのですが、一応心配だったので現地へ直行しました。

内覧時にも雨漏れのせいか、すでにクロスがただれていたので尚更です。

前所有者さんの長年に渡る放置プレイにより、メンテナンスが全くされていなかった10号物件。

新築してから40年以上、まったく外壁塗装をされていません。

その甲斐あってか、おかげ様で青色で囲った壁の室内に立派な泉が誕生してました。😱

 

外壁塗装のハゲが原因で室内に巨大な水たまりが出できた

これを発見した時のコダテ夫婦の顔面が真っ青になったことは言うまでもありません。

今思えば、あの衝撃映像をどうして写真に残しておかなかったのかと後悔しますが、そのときは目の前の泉を消すことで頭がいっぱいです。ひたすら古典的な「雑巾がけ」という手法で室内に突如現れた水たまりを撤去しました。

 天井を見上げても、雨漏れの形跡はありません。

これはどう考えてもハゲハゲの外壁から浸透してきた雨による産物だと判明しました。

そしてこの自然災害によってペンキの力を思い知った貧乏夫婦の頭には「外壁塗装工事費用」という強烈パンチな出費が頭をよぎります。

しかし長年連れ添って貧乏を分かち合ったたコダテ夫婦は阿吽の呼吸で思います。

 

そんなお金、どこにあるねん。

 

 

しかし外壁を塗らなければ今後幾度となく泉が出現するでしょう。

では、どうするか!

 

金がないなら自分でやれ!

残された手段はDIYのみ

 やはりコダテ家に残された道はこれしかありません。

もうとにかく必死のパッチだったので、この外壁塗装に挑んだ際の写真もないことが悔やまれますが、皆さまご存知の通り、塗装には

  1. 下塗り
  2. 上塗り
  3. 上塗り2回目

とスリーステップ工程が必要です。もちろん乾燥時間も必要で、土日の休みだけでは到底足りませんから、社畜の権利・有給休暇を取得し、4日ほど連続で通いつめて仕上げました。

加えて陸屋根の屋上塗装もハゲハゲですよ。

屋上塗装がはげている


こんな状態を放っておいて良いわけもなく もれなく屋上塗装もDIYです💪

このときもまず汚れを落とすのにケルヒャーが役に立ちました。

 

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自宅から現場まで車で数分で行ける距離ならまだしも、コダテ家の住まう僻地からは高速を使っても1時間かかります。

車に乗せられ物件へ向かう車内はまるで奴隷船。

着いた先に待ち構えるのが 建物面積114㎡の鉄骨造。

ご覧ください。

この、貧乏大家のDIY魂をくすぐる、のっぺりとした、まるでお豆腐のような外壁を。

外壁塗装前の物件の全景

新たな試練が高身長夫婦を襲う!

ルフィのように伸びる腕が欲しい

問題は、平均身長162cmという高身長夫婦がどうやって2階部分の壁を塗るのか、ということです。

そりゃあ足場を組めればラクチンらくちん♬

ですが、さすがのコダテ家の物置にもビケ足場は常備しておりません。

調べると足場だけ組んでくれる業者さんもあるようですが、20万円ほどかかるっぽい。

 

しつこいですが、「そんな金、ねぇ!」

 

金がないので知恵を出すしかありません。

しかも大した知恵も持ち合わせていないのが難点ですが、

コダテ家が辿り着いたアイデアはこちら。

これで平均身長162cmが、360cmに早変わり✨

しかしまだ高さが足りませんね。

この如意棒を握りしめ、DIY必須アイテム・脚立にのぼったら、あら不思議!

 

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見事2階の天井まで届きました(^▽^)/

 

こうして20万円ほどの足場代が1500円の如意棒購入で済みましたが、この114㎡を3回塗り終えるまでの悲劇はご想像にお任せいたします。

  

外壁塗装にはこちらを使いました。

屋上にはこちら。

 

不動産収入で不労収入♬って、どの口が言うんじゃい。

思いっきり肉体労働やないか!

悪態をついたところで、ボランティアで外壁塗装をしてくださる業者さんがあらわれるわけもないので、粛々と目の前の壁を越えていくコダテ家でした。